テーマにあった素敵で伝わるWEBサイトを作るうえで大切な事
ホームページを作る時に、どんなイメージのサイトにしようかと悩まれる方は多いと思います。ほとんどの場合、最初は漠然したイメージしかない場合が殆どじゃないでしょうか?
自分のホームページでも、なかなかイメージは決まらないものですが、クライアント(顧客)のサイトとなると尚更大変で気が重くなるかもしれません。
でも、やっぱり大切な事は色や画像やレイアウトをあれこれいきなり考えるより、伝えたいことの中身(文章)、強調したいこと、説明の流れがしっかりしていれば、それにしたがって、イメージを探してゆく事の方が近道だと思います。
という訳で、これから作るWEBサイトと同じジャンル、近いホームページをキーワード検索やWEBデザインのまとめサイトなどを見て参考にすると良いです。
もし漠然と、いろんなサイトを見て参考にしようとしても、何を基準に参考のデザインを探せばいいかわからないので、探す時間だけが多くなってしまいます。
もちろん、参考にするサイトは全く違うジャンルのサイトのエッセンスを感じ取りそれを、自分のサイトに融合する事は大切なんですが、最初からそれをしようとしても元のイメージ(基準)ができていないと融合しようもありませんし、迷っている時間だけがいつまでも過ぎてしまいます。
特にクライアンワーク(お客さんの仕事)の場合、おまかでも納期もあるので、効率よく進めてゆく必要があります。
動画で解説
※12分44秒で見ることができます。またyoutubeの動画視聴画面の右下の歯車アイコンをクリックして再生速度を2倍速にすれば6分強で視聴することができます。
素敵なデザインのホームページを作る上で大切な事
- デザイン、業種、他など、自分の参考にしたいキーワードで検索して出てきたホームページをタブで沢山開いてざーっとでもいいので見てゆく。
例えば、イケサイなどのまとめサイトをみるのも効果的です。 - ざーっと見た中で、「あっ!」と直感で少しでも気になったものは、お気に入りにどんどん入れておく。
- 気になる点としては、「見易さ」「色合い」「流れ」「操作性」「伝わりやすさ」「キレイさ」などを見るといいと思います。
※センスと一言に言っても、文字や画像の大きさのバランスや、空白の取り方や、配置、色の合わせ方等々いろいろありますのでどれを見ればいいかわかりにくいと思いますので、「見易さ」「色合い」「流れ」「操作性」「伝わりやすさ」「キレイさ」などで見ると探しやすいかもしれません。
※あと、直感的に「あ!これいい」と思えるものがあれば、それが正解だという場合もあるので、そういうのもお気に入りにとっておきましょう。
配色の決め方について
- ベースカラー(背景色)
白が無難、車サイトなどは黒も多い。 - メインカラー(サイト全体のイメージカラー)
企業やお店のロゴやイメージカラーがあればそのカラーなどが無難になると思います。(※企業のイメージカラーが決まっていない場合は、業種によって堅いイメージややわらかいイメージなどで決めるといいと思います。) - アクセントカラー
赤やオレンジ、黄色やグリーンなどベースやメインのカラーから目立つ色でバランスがあった色にする。(※アクセントカラーは目立たせたいポイントにアクセント的に使う必要があります、使いすぎるとうるさくなり、ゴチャゴチャしてきます。ホントに少しだけにしたほうが引き締まります。) - 文字の色は背景色に合わせて見やすい色にしましょう。
空白のとり方
キレイできちんとまとまったデザインに見せるために本当に大切な事だと思うんですが、空白のとり方が一番大事だと思います。
どういうことかと言うと、
ヘッダー、サイドメニュー、メインコンテンツ、フッターなどの空き空間を20pxや40pxなど決まった区切りのいい数字であけたり、目立たせたい部分の文字のまわりを少し広く余裕を持たせた空き空白を作ってみたり、そういうのが、最終的な見た目でキレイとか素人っぽいとかの違いにもなってきます。
高級感を持たせたい場合
たとえば小さめな文字でも、空白を大きくとってゆったりとした中に文字を入れてみたりするといいです。
高級な感じや洗練されている感じとさせる場合
ゴチャゴチャしていません、雑然とした感じは高級感を感じませんしブランド感は薄くなります。
ただし、なんでもかんでも省けばいいというのではなく、省くためには、必要な物を初めは全部入れ込んでいって、そこから、まとめたり、削ったり、という作業が必要になります。
究極的にそれが出来てくれば、一言読んだだけで、一目見ただけで、その価値を色んな意味合いで受け取ることが出来てきます。
それはとっても難しいですが、まずは、空き空間のとり方に規則性を持たせて配置(レイアウト)してみてみるといいですよ。
文字の大きさについて
- 文字の大きさは、大きければ必ず見やすいとは限りません。
(※文章のかたまりとかたまりの空白を大きめにとることで、一つ一つの文章が頭に入りやすく見やすい場合も多くあります。) - タイトル(見出し)の大きさと、内容の文字の大きさを変えてみる。
文字にも、画像にもジャンプ率というのがあって、タイトル文字は大きくしてみたり、太字にしてみたり、中の文章は小さくしてタイトルと文章の大きさのメリハリをつけることで、読みやすく意味も伝わりやすく、見た目もキレイに見えるのです。
メリハリの付け方は、サイトの個性(イメージ)によっては、淡いほうがいい場合もありますが、何らかの規則性を持たせなければ、雑然として伝わらないホームページになってしまいます。
2015.10.26 11:09 カテゴリー: デザイン